一期一会って言葉を使いたがる人が嫌いで食わず嫌いしていたんだけど、名作と呼ばれる映画はやはりいいな…。
一人称で語られる映画はやっぱり好きだな。2時間長の長尺だけどずっと先が気になった。
イエスマンみたいに、フォレストの素直さと誠実さが意外な形で報われていくのが見ていて心地よい。今で言う発達障害なんだろうけど、ポジティブで重苦しくない(というのが果たして良いことなのかは置いておき)ので見やすい。
大統領の暗殺、ベトナム戦争、ヒッピー文化…。フォレストの人生を追う映画に見せながら、激動の60-70年代に青春を生きてきた今の大人のアメリカ人にとっては、一人一人の人生が描かれているようにも見えるように作られてるんだろうな。
余談だけどジェニーの病気はエイズなのではないかと思う。
若い頃のドラッグで注射針感染したのでは。フォレストと一緒になりたいけど病気だから一緒にいられない。でも好きの気持ちに負けて一回だけ関係を持ってしまう。
子供ができたのは想定外だが、子供には感染していないと分かったのでフォレストに連絡できた、ってところ?
ウイルス性なのにマスクもせずにいられるようなところを見ると空気や飛沫で感染するような病気じゃなさそうだし。