2021.12.18 再鑑賞につき、改めて観た感想。
誰もスパイダーマンの味方が居ない、ヒーローの孤独さ故の理解されない苦しみを前半で徹底的に描いた一方で、メイおばさんや子供達をこれまで助けてきた功績が、彼を必要としてる、ヒーローの尊さを描く挫折と再起の物語。
アメスパ2とはまた違ったアプローチでスパイダーマンの復活を描き、決心がついた場面で流れるオープニングテーマは問答無用でブチ上がる。(その後ギャグになってしまうけど)
ヴィランのドック・オクも事故で意識が乗っ取られた存在で前作のような悪意の奔流とは異なるテイストが味わえる。
それだけに、最大のヴィランがMJにしか感じられないのがこの映画の欠点。