フライ

ガントレットのフライのレビュー・感想・評価

ガントレット(1977年製作の映画)
3.6
クリント・イーストウッドのニヒルで媚びない雰囲気がマッチした作品だが、ソンドラ・ロックとのコンビは色々な意味で流石と思える作品。

序盤からそんな馬鹿なと思える警察による銃撃は、本作の芯でもあるシーンだが、クリント・イーストウッドが演じる厄介者市警のベンが、ソンドラ・ロックが演じる娼婦のマリーを事件の証言者として護送するのだが…そんな二人が、権力を笠に着た胸糞な陰謀に巻き込まれるクライムアクション映画。ラストは滅茶苦茶だが、ベンのセリフがシュールで好き。

この映画は何と言ってもひたすら撃ちまくる銃撃戦の凄まじさに尽きる。終盤、運転席を鉄板で強化されたバスが、銃撃により蜂の巣状態になるシーンは圧巻!凄まじい量の銃弾を使った逸話は、話題にもなった程。
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