ベイビー

インクレディブル・ハルクのベイビーのレビュー・感想・評価

インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)
3.4
あら、バナー博士がハルクになってしまった原因の説明、なんだかあっさりし過ぎていません?

人間があんな化け物になるんですよ。のちにアベンジャーズにもなる怪物の誕生をオープニングクレジットでチョロチョロっと説明するだけなんて、ちょっと淡白じゃないですか?

その後、物語はバナー博士が逃げては追い込まれ、追い込まれてはハルクになっての繰り返し。こうして見る限り、ハルクはヒーローじゃないんですね。

エドワード・ノートンの演技もちょっと薄味。適役のティム・ロスの怪演の方が正直目立ちました。

ハルクはアベンジャーズの中ではなかなかの存在感で個性も際立っているのですが、単体の作品となるとMCU作品の中では、かなり個性が弱い印象でした。

とはいえ、やっぱりMCU。「アベンジャーズ」への伏線もちらほら見られて良かったです。
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