公開から40周年の4Kリマスター版
“しょ〜りん、少林 ♫”、という音楽とか。“はーあ、はあ、はあはあ、はあはあ”、という掛け声で型をキメる場面だとか。腕を垂直に伸ばして桶一杯の水を運ぶシーンを子どもの頃から知っていたので、てっきり今まで観たことのある作品だと思ってたのですが全くの初見でした。
不適切にもほどがある!
本当にやることめちゃくちゃだなぁ
故意ではないとはいえ、鳴き止まぬ犬を布団に隠して窒息◯させてしまい、それをもったいないから◯べてしまうって、酷すぎやしませんか? 昭和生まれの人間でもドン引きしますよ。これは時代の違い? 文化の違い?
物語は王道中の王道で、王将軍に父を殺されたショウホが仇をとるお話。話はベタベタですが、ここに出てくる武術は全部本物。一朝一夕ではいかない鍛え上げられた拳法は、観ていて本物の強さを感じます。めちゃくちゃカッコいい!
ショウホを演じたジェット・リーも流石に若い。ピッチピチのツッヤツヤ。それで動きがキッレキレなのですから、如何にも強そうに感じられます。
見た目も好青年で主人公の風格もたっぷりあるのですが、やっぱり犬を◯べるのは引いちゃうなあ。でも、仏教で「み仏の慈悲に」と寛容に捉えているのなら仕方ないか?