シネフィルmonk

黄色いロールス・ロイスのシネフィルmonkのレビュー・感想・評価

黄色いロールス・ロイス(1964年製作の映画)
3.5
調べたら1972年12月31日の大晦日に紅白の裏番組でTV放送され、その時観て以来の再鑑賞。俳優陣は超豪華。内容は3話オムニバス形式で黄色い「ロールスロイス」の持ち主を巡る編年体の悲喜こもごものストーリーで綴る。

主役はロールスロイスのその時々の持ち主で、各話ごとに不倫、旅先の危険な恋愛、ナチスドイツに対するパルチザンへの支援など、様々な出来事が所有者に持ちあがる。ロンドンの社交界、競馬場のシーン、イタリアのナポリの美しい情景、国境を越えて空爆を受けながら解放運動に協力する場面など、1話ごとに見応えがあるが、特に2話のマクレーンとドロンが恋に落ちるストーリーが二人の溌剌とした迫真の演技でとても好きです。
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