金曜ロードショーで鑑賞。
監督、脚本家、キャスト。
どれをとっても悪くないのに、何か面白さに欠ける作品。
しかし、歌の影響力は凄い。
誰もが知ってる「ゴーストバスターズ!」。
ただ、やっぱりそこだけが良さというのはいかがなものか。
まず、この映画の魅力はゴースト退治にかこつけたドタバタコメディー。
その点はまぁ及第点レベルかなと。
ゴースト退治自体には何にも面白さを感じませんでしたが。
キャスパーのようなゴーストが出てくるのかと思いきや、ただキモい。ただ怖い。
コメディー映画なら、ゴーストも面白くして欲しかった。
ビル・マーレイのしょうもない感じのキャラクターを冒頭の面接のシーンでうまく伝えていた。
そこは良かった。
ただ他のバスターズのキャラクターが弱い。
そこはかなり残念。
あいつらにまた会いたい!!と思わせてくれないとチームものとしては及第点に到達していない気がする。
シガニー・ウィーバーはまぁ、うん。
あの顔が綺麗だという時代があったんですよ〜。なぁーにー。やっちまったなぁー。
男は黙ってエマ・ワトソン。
もしくはエマ・ストーン。
いや、レイチェル・マクアダムスも捨てがたい。
ただ、この映画には日本人だけが楽しめるポイントがあるんです!!!
それは吹き替え。
ゴーストバスターズの事務員のおばちゃんと、ゴーストバスターズの博士的な人。
この2人の声をやられているのが、海外ドラマ「FRIENDS」のロスとレイチェルなんです!!
この2人の掛け合いのシーンになる度に「FRIENDSだ!!」と顔がにやけてしまいます。
「あれは別れた後だ!」と叫んで欲しかった笑
分かる人には分かるネタでした。
あと、この映画を歴史的に紐解くと。
「アメリカングラフィティー」から始まったサントラに歌謡曲っていうんですかね。
その時の世代のロックであったり、そういったPOPソング的なのを入れるという、流れ。
まぁ、これは若者の映画離れを引きとめようとした商業的な意図があるんですが。
その流れを汲んでいる点が面白い。
例えば「バックトゥザフューチャー」。
マーティーがJonny B goodを歌うシーンありますよね。スペル合ってるかはさて置き。
これもこの流れの一つです。
さらにいうと、power of loveが挿入歌として使われてます。
これも同じですね。
大体、1990年代初めくらいまでのアメリカ映画は、この流れを受け継いでいるはずです。
というのも、私の大学の卒業論文のテーマが「映画音楽」なので。
前に調べた記憶で書いてます。
多少の記憶違いはあるかもしれませんのでご容赦ください。
あと、USJにゴーストバスターズのアトラクションがあれば、面白いかな。と思いました。
ディズニーランドのバズとか、シーのトイストーリーマニアみたいなガンシューティング系の。