とうるうまん

デビルマンのとうるうまんのレビュー・感想・評価

デビルマン(2004年製作の映画)
1.0
本当か?と疑っている諸氏
正真正銘のクソ映画だ
一点すらくれてやるのが惜しい

勧善懲悪が主流のヒーロー漫画において正義とはなにか、悪とはなにかに切り込んだデビルマン
その斬新さは時代を越えた今見てもなお唸らせられるものがある不朽の名作

なのは漫画の方
この映画は正真正銘のクソ映画だ
ネットを見渡せばやれ「邦画史上最悪」だの「見る価値無し」だの、中には見てもいないのにレビューだけで本作品を批判する者もいる
それは無責任ではないか
ちゃんと見てもらいたい
誉めるところが無いではない
トドメ演出では一瞬のカットインでアニメと実写が融合したかっこいいものがあり、それは素直に良い
2時間の映画に対して0.2秒くらいは誉められるということだ

あとはもう監督や役者の精神状態を疑わざるを得ない
冗談抜きで開始3秒で「この映画はやばいのでは」という言葉がよぎる
高校のグラウンドで主人公二人がマラソンをしているが、もう台詞を言うまえから演技力がヤバい
走ったことがないのかと思うほどのヤバさ

詳細は数々のレビューがあるので書かないが、映画のレビューには勿論個人差がある
評価点が違ったり、視聴者側の精神状態、知識によって左右される
時には不当な評価をされる映画だってある
これにおいては視聴者になんの落ち度もないクソ映画といえる



映画好きなら必ず見るべき作品だ