ようすけ

スクール・オブ・ロックのようすけのレビュー・感想・評価

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)
3.9
超弩級の総合的な学習の時間。

本当に教育って難しい。偽教師で結自分メインボーカル。これだけひどいことをしていて、例えコメディであってもリアルの世界でも全否定できない部分がある。やっぱりコロナのせいで行事も縮小化されたりなくなったりしたけれど、行事って必要だよね。大昔は色々な教科の時間を使ってまで行事の練習をしていた先生もいたことを思い出した。それでも何だか全否定できなくて、懐かしさまで覚える。

後は、叱られるかな、これはダメかな、言っても大丈夫かなと不安になって何もしないのではなく、やってみて駄目なら叱られてバランスをとれと子供には伝えている。反抗しろとは言わないが、考えてルールを代える働きかけをするか、誰も傷つけない方法で網の目を潜るとか、その方がよっぽど逞しい。何かそういう視点でも全否定はしたくないなぁと思いながら観ていた。

それにしてもパンクロックは不味いかなぁ。

ハチャメチャな展開ではあったが、クラブ活動や習い事、同好会ならセーフかな。もしくはちょっとハデハデな総合的な学習の時間でした。
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