ようすけさんの映画レビュー・感想・評価

ようすけ

ようすけ

ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

4.4

ヒロインの余命宣告や数年ぶりに花嫁復活などの映画が苦手な自分。安心してみることができた。色々なパターンの恋愛というか愛情をみることができる。勿論成就しないものもあるが、気持ちを伝えたこと、相手が自分に>>続きを読む

ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

4.2

はじまりのうたとやはり比べてしまうが、別物だった。音楽を目的としているのがはじまりのうたで、音楽を媒介としての出会いや相手への思いをを描いているのがonceだった。関係性も仕事のパートナーと、一時の避>>続きを読む

哺乳瓶(2016年製作の映画)

3.6

本来あるはずのない場所にあるものをあるべき場所に戻す繰り返し。果たして嫁のいたずらか、小人の人形の仕業か。タイマーはきちんと時を刻んでしまっている。最後の入れ替わりで一気にホラーになるが、エイプリルフ>>続きを読む

疑惑とダンス(2018年製作の映画)

4.3

大学時代の友人と新婦がヤったかヤってないか。もう七年前のことだし、開き直って踊っているように何かもうヤっていようがどうでもよくないか、と思った。けれど、延々とその話題で一時間弱もたせるのが凄いなぁ。>>続きを読む

パイレーツ・ロック(2009年製作の映画)

4.5

海賊船の中に曲者のDJばかり集めたらどうなるか。ラジオだけではなく寝食を共にする。しかも、ロックがまだちょっぴり不良の音楽だった頃にロックばかり流す。

それにしても、この船に息子を乗せるおかんの精神
>>続きを読む

浅田家!(2020年製作の映画)

4.6

父が今はいないのに家族写真が撮れるのか。なるほど撮れる。むしろ他の家族が笑顔で写っている方が自然だな。写真には写す人の思いも残る。

それにしても、嵐繋がりではないが、神様のカルテを思い出した。被写体
>>続きを読む

新解釈・三國志(2020年製作の映画)

3.6

歴史なんて事実はこんなものかもね。当時の人が残した記録を基に史実を探る。だから、戦に勝った側が残した解釈のことも多いし、当然誇張もあり。百人を斬り倒して絶命したとか(当時の刀は切るより叩く)。馬は実は>>続きを読む

撮影現場ではお静かに!(2016年製作の映画)

3.9

現実の世界でも今いいところなのに、「カット‼️」
死体役のエキストラと撮影スタッフという関係性を最大限に生かした、瞬きをしたら駄目ゲーム。仕事なんだか仕事じゃないんだか。

デートに誘う演技もあまりう
>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.0

仕事についてからは、もっと色々なところに顔を出して勉強したかったなぁと思う反面、学生時代は馬鹿なことをやり足りなかったなぁと思う不思議。

それにしても、悪役がいない。そしてみんな優しい。モリーやエイ
>>続きを読む

鬼手(2019年製作の映画)

4.1

北斗の拳とヒカルの碁を合わせたような感じというレビューがあったので、観たくなった。大事なのはその比率。

北斗の拳が9割でした。復讐の物語が、碁の知力パートと肉弾戦の暴パートに別れて終局へと繋がってい
>>続きを読む

回転ドア(2014年製作の映画)

4.2

友人の紹介した今回のお見合いの相手は、なかなか良かったということね。

男にとって、相手の女が今夜の相手と分かってから、回転ドアからの脱出が目的ではなくなった。吊り橋効果なんてのもあるけれど、こんな閉
>>続きを読む

愛のポストカード(2016年製作の映画)

3.8

幸せの充電が一人でできるタイプとそうではないタイプがいると思うけれど、自分も明らかに後者。

それぞれの思い出を振り返って綴る手紙はやっぱりあくまで過去のことだよなぁ。最後のオチは予想通りだが納得。
>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.5

たかが何であれ、怒らせてはいけない人はいる。

自分は伝説の◯が好きだ。伝説の天ぷら職人。伝説のピアニスト。伝説の殺し屋。そして、隠居していたが昔とった杵柄で再起動とか、足を洗ったが復活も良い。

>>続きを読む

TOKYO24(2019年製作の映画)

2.6

都知事の演技が下手くそすぎるが、下手くそな演技をしているのを演じているのか。刑事もロボットみたいな話し方。AIデカだからか。画像処理もわざとかもしれんがかなりチープ。台詞も安っぽく今時そんなことは言わ>>続きを読む

幸せのレシピ(2007年製作の映画)

4.1

ケイトがなぜセラピストに通っているのか。やっぱりピーンと張り詰めているゴムのようで観ていて危なっかしいなぁと。

陽気なニックにもダークな部分はある訳で…………。腕がいいのに副料理長で自分の厨房を持た
>>続きを読む

ドリーム(2016年製作の映画)

4.5

偏見や差別は個人の意識レベルの問題だけではなくて、今まで続いてきた世の中のシステムが与える影響も大きいのだなぁと思った。(便所の話)

能力主義で物事をしっかりと白黒つけるが、小便の色は全て同じに見え
>>続きを読む

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.8

悪女悪女と言われるけれど、そんなにサマーは悪くない。トムは友達としてと言っていたし、そこから踏み込むつもりは無いことをはっきり伝えている。トムも希望をもちたくなる気持ちは分からんでもないが、何というか>>続きを読む

スノーマン(2015年製作の映画)

3.5

助けてほしい、力が欲しい何て思った時に味わう喪失感。こんな時にいてくれたらと思うよね。

雪だるまのキセルに見えた火は「まぁ、見ているから。」という、無いはずのリアクションかな。

何か切ないなぁ。

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

4.3

外国の方の講演を聞くと「私はあなた方に取って置きの情報を知っている。どう?聞きたい?」というくだりがあった。いやぁ、日本人ならこういう表現をするのはテレビショッピングくらいだなぁと思いながら辟易してい>>続きを読む

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

4.2

地球に帰還することを目指すのだけれど、これでもかというくらい常に困難な状況が起こる。90分のうち一息つける時間は、危機が起こってからエンドロールまで五分程度しかない。ISSにたどり着いた時、無重力の中>>続きを読む

エージェント・ウルトラ(2015年製作の映画)

3.9

他の映画を観た時に予告編として流れた記憶がある。冴えないコンビニの店員が格闘術を駆使して大暴れ…………だったような。何か印象に残っていたという理由だけで手に取る。

くっだらないけれど面白い。

いつ
>>続きを読む

アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

4.3

「人生は送りバント。」とまでは思わないが、送りバントをしなくてはいけない時もある。次に「バスター」という指示が出ることに期待はするけれどな。スタジアムの階段を登りきったときの光や視野が広がる感覚って、>>続きを読む

コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

4.5

信じればそれが真実。嘘か本当かを考えて真実と信じる、ということではないんだな。信じるに足ることができたら嘘でも良いと言うことね。

肖像画の北王子欣也を見て笑ってしまった。役者が贅沢すぎるが、「あぁ、
>>続きを読む

頑固者(2018年製作の映画)

3.7

頑固者は元妻か、自分か。
電話の相手と赤ちゃんしか相手がいないほぼ一人芝居。それでもやはり演技が上手いなぁ。SNSでアクセス拒否をされるというのは、妄想が広がり、相手に拒絶されて関係が断絶するという恐
>>続きを読む

Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)

4.1

道化師のような仮面。決して強そうには見えない姿とのギャップが良い。最後の爆破や花火、チャイコフスキーのBGMなどはキングスマンを思い出した。(あちらは威風堂々)
個人的な復讐のためかと思いきや、変わっ
>>続きを読む

ロックバスターの男(2015年製作の映画)

3.6

見てくれ、このロックバスターの血まみれの凛々しい顔を。

男なら誰しもアクション映画のヒーローに憧れる。困難にぶち当たったときに脳内BGMが盛り上げ、(あくまでも脳内)見事にクリアする。本人は至って真
>>続きを読む

酔うと化け物になる父がつらい(2019年製作の映画)

3.8

映画で吹き出し。
内面を語らせるために対役がいて、外言にする。または、周りには聞こえない独り言で表現するだろうな。敢えてそれをしないのは、主人公が心に蓋をしたことだけではなく、聞いた人に異常だと思われ
>>続きを読む

娘は戦場で生まれた(2019年製作の映画)

4.5

子供達には生き方を教えるが、子供達からは生きる力をもらう。赤ちゃんの蘇生のシーンは母子ともに助かる奇跡を観ることができて本当に良かった。

基本的にサマは笑っているところか寝ているところばかり撮られて
>>続きを読む

ライド・ライク・ア・ガール(2019年製作の映画)

4.4

まるでお伽噺話。けれど、確かに人や馬との廻り合いなどの幸運はあったと思うけれど、偉業ではあれ奇跡として片付けてほしくないなぁと思う。

ジャケットといい、序盤の賑やかな十人姉弟の雰囲気といい、明るく
>>続きを読む

イップ・マン 完結(2019年製作の映画)

4.6

武術や中国人のプライドを侮辱され、イップマンが立ち上がる様式美。ワンパターンと言われてもシリーズ四作品全て見た。自分の中ではどれも4.5を超えている。何故なんだろうとふと考えた。

イップマンと互角の
>>続きを読む

ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.8

面倒臭い熱いオヤジと、覇気のあるババアが大好物なので、タラハシーには期待していた。そして、期待どおり。こんな親父だったら本当に面倒臭いだろうなぁと思うが、実際に十年以上もゾンビに囲まれて生活をしていた>>続きを読む

ロブスター(2015年製作の映画)

4.4

一昔前に動物占いというのが流行ったな。ちなみに自分はコアラになりたいライオンだった。レッサーパンダはいいよねぇ。二本足で立ち上がっただけで皆様の歓声があがる。

やはり最後の一分。これが状況からかとて
>>続きを読む

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.2

情けないか、惨めかどうかは本人が下を向いているかどうかで決まるのか。昔の名声にすがってエゴや執着丸出しのキートン。

本物の銃を手に取ったのは、舞台から降りる負けではなく、バードマンに一瞬ではあるが戻
>>続きを読む

最後の試験(2019年製作の映画)

4.0

先生は、トップの三人がしたことを知っていても「Thank You」と。多分ここまで計算に入れていたな…………。残念ながら先生の姿勢は現実にはあり得ない。でも、子供達の想いや行為にはほっこりした。

>>続きを読む

サミラ(2016年製作の映画)

4.2

不正入国をしなくてはいけないほど過酷な自分の故郷。母親が子供の未来を考えた時に、子供だけでもせめて…………と思ったのだろうか。その選択が自分の認識では正しいとは思えないけれど、移民に関する知識があまり>>続きを読む

歩けない僕らは(2018年製作の映画)

4.1

教員の友人がこんな話をしていた。教室に入ると、「あれっ、今日は機嫌が少し悪そうだぞ。」という子供達の声。前日は駐車場で車を擦れられ、彼女とも喧嘩したらしい。子供達の前ではまずはしっかりとニュートラルに>>続きを読む

>|