ようすけさんの映画レビュー・感想・評価

ようすけ

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映画(91)
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マダムブラック(2015年製作の映画)

3.5

仕事の帰り、雌の黒猫マダムブラックを誤って車で轢いてしまった写真家。飼い主の少女のために、とっさにマダムは旅に出たと嘘をつくが、さらに嘘を積み重ねていく。

写真家の被写体おばさんマダムへの嘘は本人も
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ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

3.8

職場の若い同僚のお姉ちゃんが、「新型コロナのせいでワイルドスピードの新作が見れなかった。私頼りになる男が好きなの。」と言っていた。

という訳で新作デはないが久しぶりにアクション(カー)を見る。ワイル
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いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

4.0

見る前に一抹の不安があった。果たしてイタリア特有のジョークが自分に理解できるか。

あぁ良かった。分かる分かる。
アルベルトが絡むくだりは笑った。嫁に終身刑を受ける所や、明らかに羽振りが良くなり変化を
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ショート・ターム(2013年製作の映画)

4.2

「お前に俺の何がわかる」
という拒絶の伝家の宝刀。俺のような経験はしてないだろうからお前なんかにわかるまいという本音。

それに対して「実は私もね」
という言葉。同じような境遇を経験していることは時と
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いいね!(2016年製作の映画)

3.5

最初に「いいね」をした人が殺されるショートフィルムのホラー。

誰しも承認欲求はある。自分の行いを肯定してほしい。世の中はリアルの世界だけではなくてネットの世界でも満たすことができるようになった。
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不思議な雑貨屋さん(2014年製作の映画)

3.8

雑貨屋の取り扱う品物も、それに至るまでのアプローチも雑貨屋の範疇を遥かに超越している。雑貨屋の仕事で依頼を解決してしまう「美味しんぼ」や「バーテンダー」アプローチだった。そして自分はとても好きな手法だ>>続きを読む

スティーブの朝(2015年製作の映画)

3.6

便利が余剰の時間を生み出し、余暇とかより効率的なことに力を割けるようになったのは分かる。洗濯板で洗い物をしていた頃とは比べ物にならないくらい洗濯機は色々なものをもたらしてくれた。でも、こんな生活が始ま>>続きを読む

オンリーユー(2014年製作の映画)

3.5

美しいものを観て、美味しいものを食べ、ただ歯を磨いて、休みの朝の洗い立てのシャツのような空気の中を歩いて。

けれど、大事なのはそれを誰と一緒に過ごしたか。

鉛筆を地図帳の上で倒して、先っぽの町まで
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オリ・マキの人生で最も幸せな日(2016年製作の映画)

4.4

映画を観ても泣くなんてことは無かったが、試合後に座り続けるガールフレンドの表情を後数秒長くアップで写していたら涙腺崩壊していた。

この作品は試合前に恋に溺れる話ではない。
それはガールフレンドがとっ
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.5

涙にも色々ある。声をあげて泣く涙。声はないが何度もぬぐう涙。自分でも気がついてないような音もなくつたう涙。
そのような涙が全てある。泣くシーンがとても印象的だった。

赤ちゃんを育てられないと分かった
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.2

やっぱりビートルズが無かったことになったらoasisもワンダーウォールも消滅するのね。ビートルズをもし自分以外の人間が知らなかったら、という設定が面白い。現実には有り得ないがことが起こるパラレルワール>>続きを読む

記憶にございません!(2019年製作の映画)

4.0

忘れていたけれど総理大臣も人間だったんだなあと思う。報道や新聞で流れる表情や発言、様子だけではなく物凄く極端だけど舞台裏を観ているようだった。リアルも案外とこんな感じだったりして。

自分の仕事を評価
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

3.5

家族の中で1番まともなのは誰かとアンケートをとりたくなる。それぞれがかなり特殊で問題を抱えている。

話の中で良く出てくるワードの勝ち組と負け組、コンテスト。何か規準をもうければそれ以上かそれ以下か分
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.0

思春期にやっちゃうことリストを手元に置きながら観たら、ほぼチェックが入る。

髪型やファッションが変わる変わる。地味なイケメン主人公が前髪金髪。ちんちくりんのデヴィッドボウイ。

「◯◯やろうぜ」とい
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ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

4.1

百年の前例を味方にするか、敵に回すか。やっぱり時代の流れとはいえ先例となるのは批判や中傷も覚悟の上。そして何よりそれを正しいと認めることも同じように覚悟がいる。この場だけではなく後のことへの影響も考え>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.6

黒人天才ピアニストのシャーリーと、白人運転手トニーの価値観の壮大なずれが面白かった。人種なんか問題にならないほどの価値観や行動様式の違い。
二人のおじさんのやり取りがメインで色気も何もないがこの二人が
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僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

3.9

信念を貫き大学進学を諦めて労働者になるのか、仲間の首謀者を密告してエリートの階段を上るのか。

抑圧下での人間性。時代に振り回され、裏切り者の烙印を押されたエリックの父は果たして弱かったのか。

最後
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.0

フィクションではあるが、実際の悲劇を描いたということが、こちらの見方を変えた。スリルのあるパニック映画としては観ることができなかった。残虐さや非道さに、目を離すことができなくなった。それぞれの被害者の>>続きを読む

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.9

本屋に行くと新刊が大量生産されている。そのような中でも百年ほど前の本が増刷を重ねて逞しくならんでいる。力強く受け入れられ評価され沢山の本が時間と共に淘汰されていくことに抗って残っている。現代は進行形で>>続きを読む

暗く不気味に静かな日(2014年製作の映画)

-

登録すれば良作の短編を見ることができるブリリアショートショートから。これおすすめです。

「最後に降ってきたのは何でしょうか。」
という明確な問いがある。

それでも、映像の中の様々な要素を繋ぎ合わせ
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.4

レンタルショップに行ったら、店員が入ってきた客が何を借りるか予想ゲームをしていた。どうやら自分はミスチルらしい。はずれです。音楽の趣味は人となりが分かる。

そういえば人生にはいつも寄り添うように音楽
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カメラを止めるな!リモート大作戦!(2020年製作の映画)

-

同僚が時候の挨拶の文をどうするか困っていた。「ますますご健勝」のはずは無いし、「いかがお過ごしでしょうか」何てもちろん分かっている。みんなほぼ一緒だ。

コロナでの規制疲れの中ということが大きいのか、
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イソップの思うツボ(2019年製作の映画)

2.9

何がしたかったのだろう。

なぜ見た後にこんなに残念な気持ちになっているのか、自分もよく分からない。

ただ、例えるなら、ひっくり返すちゃぶ台の上に乗っているものがあまりにもお粗末だった。

化ける可
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最初の晩餐(2019年製作の映画)

4.2

一昔前に料理で何でも解決する漫画があったのが懐かしい。

人間はえらく燃費が悪い。一日三食六時間おきぐらいで食事をしないといけない。けれど、家族が集まる晩飯はみんな同じものを口にする。
家族の食事のメ
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グッモーエビアン!(2012年製作の映画)

3.6

「ロックだねぇ。」と言う言葉は多少破天荒であってもプラスに転化してしまう破壊力がある。矢口の一つ一つの行動全てがぶっ飛んでいる。ポジティブで何でも笑い飛ばすところは良いけれどなぁと思いながら見ていた。>>続きを読む

バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

4.2

一つの局面だけやり直して未来を変えてしまう話。始めはトラウマを回避するために記憶喪失になったのかと思って見ていた。一度目の人生のトラウマ描写がきつくてどん底に落ちてからの二回目。あぁ良かった何もかも上>>続きを読む

フィッシュストーリー(2009年製作の映画)

3.7

テーマ曲で久しぶりにBLANKEY JET CITYを聴きたくなった。(プロデュースは斉藤和義だけど)。伊坂幸太郎の小説は救いがある。読んでいて(観ていて)救われるのかどうなのかなぁ、やっぱり駄目か?>>続きを読む

グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.8

物凄く手が込んでいてあらかじめたっぷり仕込んであるマジック。というより義賊の犯罪。
それにしてもメラニーロランの美しさは凄まじいな。
どんでん返しは何となく予想できたが、モーガンフリーマンとの因縁や金
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ファイティング・ファミリー(2019年製作の映画)

4.0

十数年前にWWEの大ファンの友人とべろべろに酔うほど飲んだ時に「プロレスなんかショーじゃないか。」と言った。友人は黙って家に連れていきWWEの映像を見せた。男性の浮気。女性レスラーが激怒で痴話喧嘩。ど>>続きを読む

月極オトコトモダチ(2018年製作の映画)

4.0

「愛がなんだ」を思い出した。
言葉と思いが解離しているような、本心が分からない描写がいくつもあった。望月が気がついていない時に柳瀬が見つめた時の表情。音楽の共同作業で繋がっているルームメイトにはキスを
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あの日のオルガン(2019年製作の映画)

4.3

戸田恵梨香がはまり役でしかも演技が物凄く上手い。視点人物は新米保育士だけれど、やっぱり楓先生がメインで描かれていた。本堂で眠る子供達を観て「この光景を覚えておこう」と言う言葉。健坊と光枝先生の石投げの>>続きを読む

レディ・マエストロ(2018年製作の映画)

4.4

意志が強い。覚悟を決めている。困難に立ち向かえるメンタルをもっている。そして何より、自分の夢を達成するための人の繋がりを貪欲に求めてチャンスを掴む。チャンスは後ろ髪と同じですぐに逃してしまうというが、>>続きを読む

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

4.3

優勝予想は外れた。けれど、ラストの笑顔、団員の称賛が痺れた。これは観るべき。

恩田陸の原作は、音楽の知識がなくても音楽の世界に引き込まれた。音が聞こえなくても状況を思い浮かべることができた。それが音
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インスタント・ファミリー ~本当の家族見つけました~(2018年製作の映画)

4.2

こちやが良かれと思って相手のためにやることが相手のためにならないというのはよくあることだ。両親を見ていて何だか身につまされる思いがした。
感情に向き合うことは難しいがやっぱり大事だな。

気楽に鑑賞し
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キングダム(2019年製作の映画)

3.8

原作でも人気がある王宮奪還編。人気がある分評価も辛口になるのかと思いきや好評価ばかりで気になっていた。
長澤まさみがあの格好で微笑んでるだけで絵になる。そして大沢たかおが美味しいところをしっかり持って
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

4.5

原作が好きで文庫化された数年前にすぐ読んだ。布石も回収の仕方も覚えていた。オチも分かっている。
それでも良かった。
原作を知っていると「あぁ、この場面は映像化されているのを見てみたい。」という箇所がい
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