このレビューはネタバレを含みます
英文学の映画化、不老不死の身となり何世紀も生き続ける途中、男性から女性へと性が転換するオルランドの不思議な物語。
時代を表しているセットや衣装が半端なく豪華で綺麗。見事な世界観の演出だった。
彼女以外で一体誰がこの役を演じれただろうか?ってくらいティルダ・スウィントン素晴らしかった…まさに中性的な美のアイコン。
(読んでないのであくまで想像だけど)原作の重厚感をある程度削ったサイズにしていて、良くも悪くもライトになっていた気がする。一人で軽く観る分にはちょうど良く楽しめる時間と内容だったけど、色々な場面をササ〜っと流してるような感じもしてしまった。
最後の最後、エンドロールに入る直前の演出はかなり芸術的でカルト色が強かった。意外な演出!