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陽はまた昇るのTSのレビュー・感想・評価

陽はまた昇る(2002年製作の映画)
3.6
短文感想 77点
今年の更新はこれで最後にしたいと思います。良作だったのに何故かmarkを三ヶ月くらい放置していたのでややうろ覚えなのが残念。今作はビデオテープが家庭に登場した時のVHS対ベータマックスのビデオ戦争を描いた作品。まず僕たちの世代ならばギリギリVHSは知っているというところですが、ベータマックスとデファクトスタンダード闘争をしていたのはあまり知りませんでした。しかも、ベータマックスが当時優勢だったのが興味深いですね。そりゃあソニーが出してるため折り紙付きの信頼度。対するビクターのVHSは当時劣勢でありましたが、映画を録画するために二時間の収録時間が必要というところに目をつけて開発を進めていきます。やはり何かに挑戦し続ける人の目や行動は素晴らしい。西田敏行演じる加賀谷は、ビデオ事業はあたれば5000億円のビジネスになるということを信じて頑張っていきます。最後はお涙頂戴ですし、主人公たちを前に押したくなる作品であります。面白かったので是非見てください。

さて、ここからは映画とは関係なく私情になりますが、みなさん今年もありがとうございました。今年はコロナのこともあり映画館に行く機会も少なくなり、また自分の仕事が超多忙を極めていたため、例年より見た映画の数は少なくなりました。詳しくは述べれませんが修学旅行の主担当を今年はしていたため、企画変更や実施の可否判断など、本当に今まで経験したことのない大仕事をさせていただきました。結果論ですが何とか成功をおさめ、個人的にはかなり成長できた年でして、不謹慎ながら色んな意味で忘れられない年となりそうです。

来年は生徒たちの受験指導も兼ねて、30歳なるまでに3000本映画鑑賞到達をしたいとも思ったり。笑
2021年もぼちぼち更新していきますのでどうぞよろしくお願いします。良いお年を!
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