majizi

召使のmajiziのレビュー・感想・評価

召使(1963年製作の映画)
4.0
乗っ取りなのか、共依存なのか。
主人と召使いの物語。

先が読めない展開でした。

貴族である主人の婚約者もいけ好かない女だし、召使いの妹もアバズレビッチ炸裂だし、とにかく登場人物はみなおかしい。

モノクロらしく、影の使い方が見事で何度も出てくる鏡越しの画面や階段もよく練られた構図。

階段はほんとその場その場での2人の立場をよく表していました。

結局のところ、身の回りで簡単なことも出来ない人間、誰かに頼りっぱなしはダメ!
そんな奴がジャングル開拓とか笑わせんな。

それからボガードさんがほんと気持ち悪かった。(褒めてます)
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