召使の作品情報・感想・評価・動画配信

「召使」に投稿された感想・評価

昼寝

昼寝の感想・評価

4.0
召使が家を乗っ取る映画と聞いていたので狡賢いやつが従順なふりをして徐々に家を侵食していくのかと思ったら、採用後即家を改造し始めて笑ってしまった。むしろナチュラルサイコ召使とそれに抗えない主人のホモセクシャルにも似た共依存という感じで想像以上にヘンテコだった。終わってみれば、冒頭空っぽの屋敷をダーク・ボガードがうろうろ歩き回る場面ですべてが暗示されていたように思える。鏡、影、扉をこれでもかというほど活かす画面は美しいが、同時に立派な屋敷に巣食う得体の知れないもの(ダーク・ボガード彼自身ではなく、ふたりの歪な関係性というか)が「写ってしまった」感もすごい。

このレビューはネタバレを含みます

宿主を喰らい尽くす獅子身中の虫。

英国紳士のフィルム・ノワール、という感じ。キム・ギヨンの『下女』の影響は受けているのか?

気づけば彼は抜け殻のようになっていた。
ta

taの感想・評価

4.6
影の使い方とか、各ショットの人物たちの位置関係とか、ちょっとした仕草や表情とか、全部良い
ossi

ossiの感想・評価

3.1
若い貴族が召使を雇うが、次第に関係が逆転して召使に主人が従属していく話。

主人と召使の間に友情を超えた関係が暗示されている(製作当時のイギリスで同性愛は違法なので暗示しかできない)という見方があるらしいけど、確かにそう考えないと単なる個人間の雇用関係なのにどれほど裏切られても依存を続ける理由が分からない。

だから、主人と召使の個人間の関係の逆転だけでなく、その背後で進行するのは、
長い歴史のある階級関係が守られるべきものとしてあって、それと相反するものとして同性愛のタブーがあって、階級関係がタブーによって壊されていくという筋書き。
そのあたりのリアリティを公開当時の観客と同じように感じられたら更に楽しめたのかもしれず残念。

または召使(ダーク・ボガード)が強烈に魅力的なキャラクターだったら、作品の背景抜きにもっと引き込まれたかもしれない。
ゆべし

ゆべしの感想・評価

3.0
ジョセフ・ロージーはどの作品も外れなし。過小評価されている監督と改めて思う。更にヤバい中年を演じさせたら最高なダークボガート主演なのでかなり楽しめた。60年代初期のロンドンの金持ち独身貴族の暮らしぶりを淡々と上品で洗練されたモノクロ映像で描く。物語は「パラサイト」的な展開にドキドキするが、鉢合わせ修羅場の後は、主従関係が曖昧化して精神依存と崩壊の過程を描く内的心理サスペンスに。ロージーは脚本ハロルドピンターとの組み合わせがやはり一番面白い。
主人公トニーが訪れるカフェの後ろでギター演奏しているのはなんと英国フォークギターの名手Davy Graham! クレジットも無いけど映像で観れて嬉しかった
ekn

eknの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

主に小道具や所作で心情を描写するのは、召使いコンビの視線や口もとの僅かな動きを際立たせるためでもあるのかも。水、鏡、階段などがよく挙げられているが、酒の注ぎ方の違いが面白かったり。正体がバレてからのあっけらかんとした態度が最高。
一番連想したのは『失われた週末』かな。
ミリ

ミリの感想・評価

-
ダーグボガードとジェームズフォックスのキャスティングは素晴らしい。召使ボガードが屋敷を好き勝手改装しながら、実は中身も空っぽ貴族のフォックスを徐々に巣食う様がなんか爽快。
いきなり大円団なラストも◎
独身のトニーと召使いのバレット
なんでもする召使いと彼に依存し過ぎる主
 
影でニヤつくバレットがいかにも怪しい

バレットの本当の狙いはなんだったのか?
最後の方はちと異様

カメラワーク、小道具にこだわりあり
見やすい白黒

監督は赤狩りでアメリカを追われてイギリスに拠点を置く
えり

えりの感想・評価

4.1
若き貴族トニーは、お坊ちゃまなだけあって根が素直なんだな🤔

名優ダーク・ボガードが流石の演技力で、トニーの家を乗っ取る召使いを演じています。

主従関係が逆転していく様はホラーかって位ジワジワと怖い😭スタイリッシュで怪しげな映像と相まって最後まで引き込まれました。
ささ

ささの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

どんどん作品に惹き込まれていった。

鏡や階段、スカート、目線、花瓶など色々な要素が最初から最後まで意味を持ち演出されていて面白ろかった。

影の使い方が印象に残った。得体の知れない者の演出が面白い。

最後、召使が悪魔の様な魅力、魔力を感じた。
>|

あなたにおすすめの記事