れれれざうるす

アマロ神父の罪のれれれざうるすのレビュー・感想・評価

アマロ神父の罪(2002年製作の映画)
3.5
ガエル・ガルシア・ベルナル主演。右も左も禁忌だらけ故にメキシコ&アメリカで上映禁止運動が行われ、それが皮肉にも宣伝になりメキシコで記録No.1になった大ヒット問題作。上映中会場がザワついたそうな。正直こいつ悪魔です。

ストーリー
期待の新人神父アマロ(ガエル)は、メキシコの田舎町の見習い神父として派遣されるが、他の神父達の裏事情を知ってしまい目を瞑る他ない。しかしアマロは16歳の少女アメリアと恋に落ち、肉体関係を持ってしまう。そこから真面目なアマロは段々悪に染まっていく・・・。

これは!!神や教会への冒涜!!カトリックやら宗教のことはサッパリな私でもアウトってことわかったよ!!タブーだらけ!!
てか16歳の少女と恋愛ってもはや神父じゃなくても禁断ですやん(笑)
ガエルの禁断の恋シリーズ(※勝手に)の「ブエノスアイレスの夜」が大好きな私としてはこれも美味しく頂けました。

まず初めにアメリアが懺悔するとこ。
「イエス様をオカズにシャワーオナしてますがこれは罪ですか?」
って!!ええええ!!それ私もガエル神父に教えてキョドらせたーい!!やっぱ男前神父だと懺悔の内容も違うなぁ〜おい!(※そういう映画じゃないです)

関係を持ってることを一人の神父だけは知ってるんだけどアマロの言い訳がハンパない。
「人間だもの。 あまろ」
おめー早く神父辞めろwww

と、まぁただの危険な恋愛と思うじゃないですか…。それだけじゃ会場もザワつかないと思うんですよね!つまりアマロはまだまだいっきまーす!

ガエルの可愛さに舞い上がりかなりアホみたいなレビューですけど、映画自体はそこそこ暗くて人に寄っては冒した罪に気分を害するかもしれないです。それほど現実で起こり得そうな危険な作品なんだと思う。
そしてメイキングでガエルをアイドル俳優と言っていたが、今は演技派だとしても当時そうならアイドル俳優に何やらせてんだ…?(おそらくこの時から役者としてのハングリー精神強かったんだろうけど)

「ブエノスアイレスの夜」といいその国の時代や歴史などの知識が多少ないと心の底からは楽しめないのかもしれない。(「ブエノス〜」はアルゼンチンが舞台)

コメント欄にメキシコのタブーを書いたのでほぼネタバレだけど気になる人はどうぞ。まぁ罪はそれだけじゃ終わらないので(笑)