よっしー

座頭市のよっしーのレビュー・感想・評価

座頭市(2003年製作の映画)
4.0
たけしの誰でもピカソという番組で制作の裏話を特集してたのを覚えてます。浅草ロック座の会長からの制作依頼だったというつながりから、自分を育ててもらった恩返しではないけれど、ロック座で培ったタップを取り入れようと思ったのでは、と感じました。外国からきたタップダンスを時代劇に取り入れるのは、外国の賞狙いや迎合しているという意見もありますが、まだまだ通り一辺倒だった時代劇に新しい手法を取り入れたのは、この先もずっと評価されるべきだと思います。
祭りのシーンは何年かに一度見返します。
銀魂の紅桜の岡田以蔵が、ひとのからだは、本当によくできていて器官のひとつが失われると他の器官がそれを補おうと異常な活性をすることがある。魂が人から抜けていく時すごくきれいに(見えるんだ)、と言っていたのを思い出しました。
誰よりも真実がみえているから、だから最強なんだという感想をこちらで見かけました、合点がいきました。ありがとうございます🎵
同じ情景を見ていても皆が全く同じように見えているとは限らない、と考えるきっかけになった作品です。以上です。
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