エリック・ロメールの観る
ロメール風な言い回しだと
田舎道走るミラベルの自転車が
パンクしなかったら。で
出会う二人の少女の四つの物語
一話での出会いから起承転結風
でもあり田舎の子レネットが
パリに出ての慌てぶりをミラベル
がクールに対応するようでも
「青い時間」
鳥のさえずり耳に残る自然と一瞬の静寂
「カフェのボーイ」
カフェで小銭無いレネットの話
全編通して二人の性格(育った環境？)の
違いで何事かへのリアクションも変りで
のエピソードですがこの辺ではレネット
の純朴さがポジティブに出てる
「物乞い 窃盗常習犯 女詐欺師」
都会の人達って！と多分レネットが思い
始めただろうな話
人を見たら泥棒と思えは正しいですか？
と問いかけてるようでも
こういうの好きです
「絵の売買」
自分が如何に話す事が嫌いかを延々と
話し続けるレネットの話
沈黙は金
静寂で始まり沈黙で終わる
そしてルキーニの一言で幕でした
【余談】
「シネマメンバーズ」と「Prime」の
上映時間が違うのが気になり暇な私が
調べたら「カフェ」の冒頭二人の三分
ほどの会話が「Prime」ではカット
その他もどこか分らずも「Prime」が
２分ほど短い
別ヴァージョンですかね？？？
