二式

タクシードライバーの二式のレビュー・感想・評価

タクシードライバー(1976年製作の映画)
3.8
孤独とそこから生まれる狂気の映画。ベトナム帰還兵の問題という時代背景がこの映画にはある。だが、この映画は今でも変わらないものがあるから名作になっていると思う。
不器用なため友も恋人もできない。自分はもっと何かあると思うが変えられないし変わらない。多くの人が溢れる街にいながら孤独で疎外感を感じる。今の世も同じ思いを感じる人は多くいる。あそこまで行かないにしろトラヴィス思いやの鏡の前でのポージング等共感してしまうところがある。
そういう部分が今でも語られる理由と思う。
都会でありながらどこか廃れた街の雰囲気や音楽もかっこよく、映画の雰囲気だけでも楽しめる作品
二式

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