3104

逃走迷路の3104のレビュー・感想・評価

逃走迷路(1942年製作の映画)
3.5
オープニング〜事件が起こるまで(忍びこむ煙!)と、終盤の映画館そして自由の女神のシーンは冴えていたが、それ以外は言ってみれば普通のテンポの良いサスペンス。

トラック運転手、盲目の叔父、キレ者のように登場するが結果間抜けなフリーマン、サーカス団の面々などがキャラ立ちしているが、肝心の主要人物達が皆一様に魅力的でなく。特に主役の二人がどうにもその責務を果たせていない。ストーリーにしてももう少し“溜めの効いた意地悪さ”のようなものが欲しかった。

ヒッチコックのカメオシーンは若干わかりにくい。
3104

3104