チャイナタウンのくろねこヤマ子のレビュー・感想・評価

ポランスキー監督の
舵の切り方が好き。
色の出し方も好き。

チャイナタウンに
曰く因縁を持つ探偵が
偽の依頼にまんまと嵌り、
真の闇を暴くため
奔走する物語。渋め。

話の流れが「ごろり」と変わる
観るものへの心地良い裏切りが
何度も仕掛けられる。
その波に乗るのが楽しい。

サスペンス映画として
長けていると思う。
ヒッチコックも良いけど
ポランスキーもね♪

モヤッと重く終わるところも
監督らしいなぁと思うけれど、
伏線の回収はキチンとされるので
スッキリとした感覚も残るぞよ。

• #ミステリーとサスペンスの線引き