パク・チャヌク監督の
ファムファタル作品。
どことなく色香のある中国女に
心を奪われる
エースな刑事の物語。
節々に前作「お嬢さん」と似たような
テンポを効かせながらも
(監督の変態的持ち味、面白いよなー)
艶かしさは薄く、
華も性も暴力も薄〜く、
かといって物足りないわけではなく、
地に足ついた
いい意味で削ぎ落とされた作品。
監督の次なるフェーズなのだろうか。
終わり方はお嬢さんより、好み。
主人公の心に刻印押しちゃったもんね。
消え方、最高。最高ロマンティック。
ファムファタールとして
最高の幕の閉じ方。(支持!)
チャヌク監督の作品の何が良いって、
めちゃんこ男目線を感じるんだよな。
女の人が書かない作品。
女性に夢を見ていてくれて
majiありがとうって思う。