私事ではありますが、近くの公園にて亀に違法に餌を与えて居りました時の事であります。300羽の鳩に囲まれた事が御座います。わたくし、こう見えて鳩にエサはやらない主義であります。暫くの睨み合いが続きましたが、2羽のカラスが現れた事で鳩の群れが散った訳であります。「なんかすみません、、」と、手に持っていたチーカマを差し出した所、ポキっと半分に折りまして２羽でシェアしておりました。そして本日のニュースではカラスが公園の水道の蛇口を開けて、水浴びをする映像。ヒッチコックの鳥？？あんたら古いの観てんだな〜、と、言わんばかり。はっきり言って、悪ふざけ動画を撮るアルバイト店員（ヒト）より知能指数高いですよ。しかしながらカラスと人が共用する水道とゆうのは色々とちょっと怖い訳であります。さすがに彼らも抗生物質までは飲んでないと思いますからね。長々と何が言いたいのかと申しますと、今更「28日後」のレビューなんです。
猿のウイルスが、シーシェパードを経て人類に蔓延するお話。これ、感染しますと、最近元気の無いお父さんや、寝たきりのばあちゃんまで、全速力で走り出す訳です。捕まったら一口喰われるか、顔面に血ヘド吐かれて1分で感染。
はなから病院に居るのがイイね！
と、病院で寝込んでたジム君が目覚める所からヨーイドン！
あれあれ？ロンドンはストライキですか？違います。寝坊して居る間に生放送は始まってますし、ヒトの生活様式もすっかり変わっていた訳です。
とにかく、感染してもしなくても、たのきん全力投球で走らないとなりません！
かろうじて感染を逃れたセリーナ&マーク、フランク&ハンナと合流。軍のキャンプ地を目指しまして、ロンドンタクシーで旅をする訳ですね。ちょっとした恋愛要素があったり、良くあるショッピングの様子があったりとフルサービス。そして、この後の展開に不用な男性陣は敢え無く脱落。男は少ない方がイイヨネ！
サバイバー2人の女性と3人でキャンプインするジム君。しかし、ここの軍隊が残念な事によろしくない。何かと問題になってるアレですよ。なんと、従軍慰安婦の強制連行をやっておる訳ですよ！これは良く話し合わなくてはなりませんが、許すべからずと、怒りに打ち震えるジム君の体内から何か別のウイルスがヌオオオオオ！！と、湧き上がってくる訳であります！！
ここからのジム君のバイタリティたるや半端じゃございません。ゾンビも躊躇する迫力であります。上半身裸で雨にうたれて、何ならウイルスより風邪が心配ですよ。そんな心配もよそに、この部隊、全滅させて見せようぞ！！と、激しいゲリラ戦に突入する訳であります。
天井からジャーン！
窓からジャーン！
と、軍人相手に縦横無尽に走り回るジム君。そして強制連行された二人の慰安婦の運命やいかに！！
不適切な発言も含めまして色々書きましたが、意外にもダニー・ボイルです。普通に良く出来た、ちゃんとした映画です。わたくし、ショーンオブデッドがイマイチだったので、ブリティッシュ・ゾンビは避けておりましたが、中々の良作でありました。
ゾンビが走るとか走らないとか、好みは色々御座いましょうが、観て損は無いでしょう。
でわまた！
