ブライアンを崇拝する身としては、彼がストーンズを作り亡くなるまでの人生を映像として再現してくれているこの作品に素直にありがとうと言いたいです。この作品が上映されるまで他殺か自殺か色んな文献を文字で見てきましたが真相はわかりません。作者により他殺、自殺に分かれる・・・。この作品は他殺？という作りですが、もはやそれが本当か否かは関係ありません。ブライアンが亡くなるまで、ストーンズのリーダーとして生きた彼の生涯を短時間で知りうる作品だと思います。ブライアンには曲を作るセンスと能力はありませんでした。その能力とセンスを持っていたミックとキースに自分が作ったバンドを乗っ取られ、末路はバンド脱退に追いやられますが、ブライアンは紛れもなくストーンズを作ったリーダーです。それを
再認識できる作品でもあります。音楽に関する作品は、演者に楽器の心得がないとどうしても演奏シーンに安っぽさを感じます。この作品も若干それを感じますがクオリティは高いです。ビル・ワイマンのベースの持ち方とか・・・。
因みに私のPC壁紙はブライアンとジミヘンのツーショットです。何故27歳で逝くミュージシャンが多いのでしょう。
ブライアン、ジミヘン、ジャニス・・・。カート・コバーンも。その原点はロバート・ジョンソンなのか・・・。
