蟻子

名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー)の蟻子のレビュー・感想・評価

3.9
劇場版コナン第9弾。
小五郎のおっちゃんが急に活躍してカッコ良すぎる本作。Filmarksの評価低くない?個人的にはコナン映画の中でもかなり上位。オススメです。

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小五郎がカッコ良すぎて、あまりの変化に監督変わった?と思ったら、前作から変わってました。。
前作は蘭に飛行機着陸させるあたり、アニメといえどあまりにも無茶苦茶やんけー感が強かったので、今作の方が映画として、事件としても好きです。

あと監督が変わってからなのか?、ラブコメと殺人事件の比重が変わった気がします。ちゃんと事件にも見応えというか重みが出てきたような。
人が殺されることにによって周りの人々に大きな影響が生じるようになった。巻き込まれる事件が重大になって、殺人事件の重みが増した。単純に規模が大きくなってるから?
…気のせいかしら?

もちろんそれまでも建物の倒壊とか爆破とか色々あったけど、なんかあくまで犯人の身勝手さにコナンや主要人物達が巻き込まれているだけという感じがあったというか…。
いや犯人は毎回身勝手なんですけどね。


更に思うのは、哀ちゃんの見所というか存在感が増した!
監督の推しなのか人気が影響してるのか知らんけど〜。コナンとの相棒関係、最高。


そしてやっぱり小五郎のおっちゃんは神谷明でないと!!!
「俺は女とは闘わねぇ主義だが…』
カッコ良すぎる。痺れる。
これまで平次のターン、キッドとのコラボと続いてきた劇場版に、小五郎回があるの嬉しすぎん?!(需要あったのかな…?シブい。心配。)

小五郎の心の隅っこにいつも英理の存在があるのかな…とか思うとなんかキュンとしますよね。

しかし小五郎の中で、『眠りの小五郎』はどういう位置付けなんだろう?意識ある状態でコナンが小五郎の声で助言しても、平然と受け入れてるじゃないか。もしかして全部気付いているの??とすら思える。

あと今作では少年探偵団も活躍しているので、ラストにもほっこり〜。


ヒロインを探すシーンで主役の声優が歌う挿入歌入る演出には古めかしさというかダサさを感じ得ないけど、嫌いじゃないわよ。

ZARDのED曲、サビの軽やかさがなんか可愛くて好きです。


今作も適当な散文で失礼しましたー。
蟻子

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