これは久々に、万人にお勧めできる映画と出会ってしまった…！
ろう者の立場を考えさせられる。
聴こえない、が体験できる映画です。必見。
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両親と兄がろう者という立場の主人公。
元々歌うことが好きだったが、合唱クラブの顧問に歌の才能を見出されてからは、真剣に夢を抱くようになる…。
もうこの構図だけで胸がいっぱいである。
どうしても違う世界で生きているため価値観が違う、家族とのすれ違い。聴こえない人たちに、音を届けたいもどかしさ。
そして本作の1番の見どころ、合唱クラブの一員として歌っている姿を家族に見せる場面。
百聞は一見に如かず…ではないのだけれど、映画の外の安全圏で見ていたはずの我々は不意に突き落とされる。
“聴こえない”という圧倒的な事実の体験。
聴こえないことへの悔しさと、悲しさと、その中で生きている人々のひたむきさとでも言うのか…なんだろう、涙が止まらなかった。
短いですがこの辺で。
未視聴の方はぜひ見てください。
