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バトル・ロワイアルのAQUAのレビュー・感想・評価

バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)
4.0
「イカ・ゲーム」に触発されてNetFlixの配信がまもなく終了だったので再鑑賞。

BR法により選ばれた子供達に殺し合いをさせるという当時では斬新だった発想とそれぞれの子供達のもつ背景を(原作では個々の生徒たちの状況も描いていたと思う)セリフと被らせる事で哀しさを演出した深作欣二監督の手腕が光る傑作。

大人が自分達のことを棚に上げて子供に殺し合いをさせるという不条理には優秀な子供を残す選別という目的がある、そこが「バトルロワイアル」を成立させている。

キャストは今や大活躍している方たちばかりですね
キタノ役として北野武さん、七原秋也役に藤原竜也さん、中川典子役に前田亜季さん、キタノの娘シオリの声で前田愛さん、他多数の方が出演。
本来は真木よう子さんも出演する予定だったとか

当時はR15作品なのに話題だったので15歳以下の中学生とかが映画館に観にきてました(高校生と偽ったり、大人料金で入ろうとする子もいたりしたのを覚えてます)

映画.com参照
中学生が殺し合うというセンセーショナルな内容で物議をかもし、社会現象を巻き起こした高見広春の同名小説を、「仁義なき戦い」の巨匠・深作欣二が映画化した青春バイオレンスアクション。新世紀のはじめ、ひとつの国が崩壊した。子どもたちを恐れた大人たちは、新世紀教育改革法・通称「BR法」を施行。年に1度、全国の中学校から無作為に選ばれた1クラスが、無人島で最後の1人になるまで殺し合いをさせられるのだ。修学旅行の名目で無人島へ連れて行かれた城岩中学校3年B組の生徒たちは、かつての担任キタノによる容赦ない指導の下、この恐ろしいゲームに強制参加させられることになり……。北野武が教師キタノを圧倒的な存在感で演じた。

2000年製作/113分/R15+/日本
原題:Battle Royale
配給:東映
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