健一

ダークナイトの健一のレビュー・感想・評価

ダークナイト(2008年製作の映画)
4.7
リブート バットマンシリーズの第2弾。 というよりヒース・レジャーの遺作として 大きく映画界に功績を残した作品。

タイトルに「バットマン」と無い事に当時のファンはかなり驚いたはず! 私もそのひとり。

アメリカでは興行収入が5億ドルを突破し、当時大ヒットを記録。その後も世界中で記録を打ち立て 🇺🇸同様 ヒットを飛ばした。

が。
世界で唯一 本作が興行的にコケた国がある。
お恥ずかしい事に....
それは 我が国 日本🇯🇵である。(涙)

当時の日本はまだ「アベンジャーズ」のようなアメコミ熱はなく、むしろ業界では "日本ではアメコミ映画はヒットしない" という定説が根強く言われていた時代。

その為 映画会社も夏のど真ん中の公開にもかかわらず、ハデなマーケティングもせず、公開規模も思ったほど大きくなく公開。
最終的には興収14億円と超情け無い結果に終わってしまう。

しかし作品の完成度の高さはヒットとは関係なく、本作も「ショーシャンクの空に」同様 後からジワジワと知名度を高めていった作品です。

🇺🇸では大ヒットし過ぎて、模倣犯を防ぐ為 当時TVでは一切報道されなかったが、ジョーカーのメイクをした犯人による 強盗事件が多発。
刑務所の檻の中にはジョーカーメイクをした容疑者達で すし詰め状態になった。


作品の評価も高く 批評家からも絶賛されたにも関わらず、アカデミー賞では作品賞にノミネートされなかったことから🇺🇸では大論争が起きたのだが、日本で怒っていたのは私だけだったのかも?



劇場公開時 2008年 8月
新宿ピカデリーscreen 2
客入り 8割は埋まってた(レイトショー)
健一

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