ピッツア橋本

ドランク・モンキー/酔拳のピッツア橋本のレビュー・感想・評価

ドランク・モンキー/酔拳(1978年製作の映画)
4.0
“鍛練に次ぐ鍛練…これぞ特訓映画の金字塔!踊るように繰り広げられるカンフー!ジャッキーの拳に酔え!”

ジャッキー・チェンがカンフーの達人の父の命令で酔拳マスターの老人に弟子入り。ジャッキーと師匠を追ってくる棒術使いや道中で出会ったライバルと戦いまくる。

ひたすらカンフーアクションとジャッキーのお茶目ギャグの連打で気付けば映画が終わっている感じ。

それなりにジャッキーの有名作は観てきたけれど、本作はスタントアクションとかドラマ性よりもとにかく素手によるカンフー、肉体美を楽しむ仕上がり。

もっと言うとこのご時世でやったら根性練習と揶揄されかねない、科学的合理性とはかけ離れた鍛練のオンパレードを受け入れられるかがポイント。

あと何か本作のアクションムーブの数々にかなり見覚えがあると思ったら、これっておそらく2D格闘ゲームと重なる。
あの強いおばさんの蹴り足にストⅡの春麗を見たし、師匠はKOFのチンゲンサイそのままじゃん!
あと90年代の内村光良のジャッキーってコント物凄いクオリティだったんだなあと驚かされた。

色々発見のある一本だった。
ピッツア橋本

ピッツア橋本