MotoharuMiwa

ぼくの国、パパの国のMotoharuMiwaのレビュー・感想・評価

ぼくの国、パパの国(1999年製作の映画)
3.5
パキスタン人で厳格なイスラム移民の父と
イギリス人の母、
そして移民二世の家族のすれ違いと苦難を
コメディタッチで描いた映画。

70年代のイギリスを舞台に移民家族を描いているけど、これは難民が多い今のパリやギリシャ、スペインなどのヨーロッパ、そして、現代の日本にも通じるところがあるだろうと思った。
ネトウヨの排外主義が幅を効かせている今、移民二世が揺れる国民としての想いなどに触れられるいい映画だった。

シリアスに描きすぎていないのも
高ポイントだったかも!

また、そこに期待していないっただけに
70年代ファッションやイスラム装飾の魅せ方などが魅力的だった。
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