ドイツ語を勉強し始めたのだから、
ヴェンダースの映画は観なければと思っていたので、鑑賞。
昨日の深夜に観たけれど、
なんだか目が覚めて観た後、
寝られなかった。
詩をもとにした脚本。
ドイツ語が美しくて、聞いているだけでドイツ語の意味は分からなくとも心地よい。
ブルーノ・ガンツは前に観た映画では
無駄遣いされていたけれど、
全く違って魅力的。
ダミエルが世界に色をつけたような、
そんな風にも思える。
自分達を「外」と言う彼に納得した。
そして、カシエル(オットー・ザンダー)
がまた、人間になろうか、なるまいかの狭間を漂っていて、存在感が癖になります。私はオットーが好きになってしまいました。
色がついたあとのダミエルを観て、
生きるってこういうことなのかなと
10代ながらに考えるのです。