良くも悪くも、前作よりアメコミっぽい。
前作の成功をうけての2作目なので…
世界観や既存キャラの説明を極力なくしてお話をスピーディに展開していく流れは、シリーズの中でも良い効果を出せてる方だと思います。
全キャラクターが【パッと見で能力や性格がわかるもの】ですし、描き分けも十分です。
覚えやすいし、私としても混乱しないことが楽しめる要因となっています。
今回で明確になったローガンの過去探索は【断片的な情報よりも上の事態ではありませんでした】
つまり、仮面ライダー1号的な過去があるんだよねw
アダマンチウムを移植された場所での格闘戦にはアガります💉
スコット🕶にはもう少し活躍してほしいのですが、この旧3部作は「〇〇ンを描く章」だから仕方ないですかね。
実は次回、彼はもっと悲惨になる…
ただ上記のように、どのキャラにも見せ場や特徴を示すシーンを用意してるため…
【逆にローガン以外のどのキャラにもスポットが当たらず】
群像劇としてもどうしたいんだよ?な印象はありますな。
同時進行の場面も多いために頭の切り替えが大変だし、各キャラに愛着もわきにくいのは少し残念です。
が…その分、短時間でダイナミックなストーリー作りには成功しています。
群像劇がイマイチだと申しましたが…
ならば
【ヴィラン:ストライカーを軸に考えると割とスッキリ】してよく練られてる気がします。
ミュータントを一気に全滅させるには、この方法が一番でしょうね。
ストライカーとマグニートーは両極端な思想の持ち主ですが、それぞれの過去や境遇が理由なので、彼らが改心する物語も見てみたいです。
今回はミュータント対人間の戦いが多めで、ミュータントどおしの戦闘アクションは時間的にも少なったけど【各自の能力の使いどころをじっくり見れた感じ】なので好感触。
ミュータントどおしのトンデモ戦闘は次作『X-MEN ファイナル ディシジョン』でたっぷり見れますんで、乞うご期待。