切ない作品でした。
完全にイーニドに感情移入していた。多数派が楽しめることを楽しめない気持ち、わかりすぎた。
自分で選んだ少数派の趣味嗜好の道。なのに孤独を感じちゃう。
世の中をナナメに、刺々しく見ていた。
学校という檻の中だと退屈という共通点だけで仲良しだけど、広い広い社会に放たれた途端に価値観違いすぎてギクシャクしちゃうのはもう、仕方ない。だってそれくらいの薄氷な接点なんだもん。
思春期の不安定さと無敵感になんだか共感できた、胸が締め付けられる作品でした。
イーニドはきっと、数年後には何事もなかったかのように地元に戻ってきてると思うな!