大学の授業で鑑賞
100年以上前の作品ってことでなめてたのかもしれないけど、すごく面白かった！！
シナリオもちゃんとした劇映画であって、元マジシャンである監督のトリック撮影が素晴らしい。
月に到着した部分なんかは、月にロケットが刺さってるんだけど、月役・星役・木星役がいて、その月の顔にロケットが刺さることで到着を示していて、物語性がすごく伝わった。劇映画であるだけあって、活動写真に音声がついてている状態ではすごくバレエを見ているような感じ。役者の演技と、状況を表す音楽の融合が物語を進めていく。
ファンタジー溢れているSFのような作品で、今ではできない思考や撮影がこの時代には逆にできていて、それがよりファンタジー性を強くさせる。(月にいても宇宙服とか着なくていい)
