Takaomi

カクテルのTakaomiのレビュー・感想・評価

カクテル(1988年製作の映画)
3.3
タイトル通りカクテルが無性に飲みたくなる映画です(笑)

家で好きなのを作っては飲んでたけど、切らしてからは存在を忘れてました。

これを観てから、存在を思い出してしまった。ああ!出費が。。。Σ(゜Д゜)

バー自体数回しか行ったことないけど、自宅でなんとなくシェイクしたり、見よう見まねでステアしてカッコつけたくなるのも分かる。ボトル投げてみようかな(笑)

今すぐ家から飛び出して、南国ビーチでカクテル飲みたい!!
もしくは、マリブ片手にこの作品を眺めたいですね。

カクテルも映画と一緒で、年齢によって嗜好や考えが変わってくる。
だからその時々の味の違いとか気持ちをを楽しむものでもあると思う。
ちなみに今はジントニックです。次は何かなあ( ´∀`)

そのぐらいカクテルの魅力が詰まってますし、若かりしトムが南国ビーチでボトルやコップを投げたりバーテンのパフォーマンスを繰り出すからカッコイイに決まってます。

ただもっとコテコテのオシャレ映画になっていないのが勿体ない。

カクテルひとつひとつの紹介、作るときや注ぐときのアングルとか光の具合、スローのモーション。

ミュージックは良かったけど、ビーチとか、ニューヨークの風景もオシャレにできる要素がたくさんあるのに生かしきれてなかったのが残念。

脚本の出来はしょうがないですね(笑)
テーマとしては、金や名声や見栄欲望よりもどんな仕事、身分でもいかに誇りに思えるか、そして人を心の底から愛することができるのか。

だと思うけど、主人公があまりにも金や夢、名声にこだわりすぎて欲の塊過ぎて感情移入できないし、人として好きになれなかった。

さらに超尻軽で誰とでも寝ちゃうのでこれがトムじゃなかったらもっと酷かっただろうな。

時代もあるだろうけど、少し女性を下に見ているような作風もあるのであまり受けいれられなかった。

世の男性はもっと紳士ですよ!多分。。。

親友ダグもなんか受けいれられないのよね。ドラマチック過ぎるし。

夢を追いかけた若ものが挫折して堕ちていく時代だったのもあるかもしれんけど、最終的にカクテル関係ないやん!!

それでも夢をみる若者はいつの時代輝いてみえるし、エリザベスシューも相変わらず可愛いし、カクテル飲みたくなるし、トムクルーズ好きは観て損しないと思います!





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