ヴァンパイアという属性も言ってしまえば”ゾンビもの”の原点みたいなもんだが、テンポに難あり。
極めて地味な映画で正直退屈なシーンも少なくない。
一番の盛り上がりであるラストバトルも意外なほどあっさりしており、「ゴーストハンターズ」を思い出す。
ゾンビ映画的哀愁もあるが、吸血鬼になってしまうという悲哀感はあまり感じられないのは”ヴァンパイアもの”が余りにも古典すぎる故か。
演出面は結構好き。
ヴァンパイアは陽の光を浴びると霧のごとく消散するイメージがあるが、この映画は四肢から発煙筒が吹き出し爆発するというトンデモっぷりである。笑
この部分がこの映画の最大の評価点か。
ジャック役のジェームズ・ウッズは「ヴィデオドローム」に出ていたり、「ヘラクレス」のハデスの声優だったりいい映画(?)にたくさん出ているなぁ。
嫌いじゃないんだけど、兎に角地味すぎる。