乙郎さん

逆境ナインの乙郎さんのネタバレレビュー・内容・結末

逆境ナイン(2005年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます


 島本和彦さんの漫画のおそらく初実写化。とりあえず、善戦はしたと思います。全体を通しての馬鹿馬鹿しさは嫌いではないです。「自業自得」と書かれたモノリスが落ちてきて、それが最後まで存在していて堀北がモップで磨いているところとかかなり面白かったです。この映画は下らないことを金掛けて再現しているのがいいのでしょう。
 原作漫画はこのブログの採点基準だと80代後半は行きます。紙面から火が出そうなほどの勢いと、言ってる事は無茶苦茶なのに納得してしまう説得力は一読の価値はあります。僕はぜんぜん男らしい人間ではないですが、島本和彦の漫画には男として生きていくうえで大切なことが書かれています。
 それだけに、ちょっと見る目が厳しくなります。玉山鉄二も善戦です。だけど、あの説得力はやっぱり出せていません。あれだけの名言があっただけに、もっと声が渋い俳優さんのほうがよかったかなって気がします。ココリコ田中もしかり。若いころの藤岡弘、ならできたかもしれません。
 堀北の天然入った無自覚な悪女は結構よかったです。演技にはまだ改善の余地ありますが、反則的にかわいかったです。とりあえず
堀北真希萌え!!(これが書きたかった)
(当時の日記より転記)
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