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ピンク・フロイド/ザ・ウォールのvizilakeのレビュー・感想・評価

4.0
僕はあまりPink Floydを知らない。。
あまり関心もない。。
それでも、この映画は十分楽しめる上に極上のカルトとしてお勧めした。。
タイトルの通りこの映画はPink Floydのコンセプトアルバム『the wall』を映像化した作品であり、ロージャーウォーターズの伝記的作品でもある。。
父親を戦争で亡くし孤独な幼少期を送っていた主人公はロックスターとして成功し巨万の富を手にした上に最愛の女性と結婚をする。。
しかし、彼のプライベートの幸せは再び崩壊し、彼は心に壁を作り社会との関わりを避け始める。。
、、簡単に言えばこんな内容の映画だ。。
この映画はあらすじを確認してから観るべきだ。。
抽象的な表現が多く、適当に観ても真剣に観過ぎても困惑することになるでしょう。。
あらすじを頭に入れた上で適当に観るのがベストでしょう。
社会の不条理や人間の未熟さが描かれたメッセージ性の強い作品ですが、醍醐味はビジュアル重視の映像とロジャーウォーターズによる劇中歌だ。。
、、僕はこのサントラ自体には全く関心はありませんが、まぁ熱狂的はPink Floydファンなら必見でしょう。。
僕が推したいのは何よりも映像だ。。
アニメーションうを多用し、音楽とリンクさせた過剰演出の映像はエロもグロも無いが紛れもないカルトに仕上がっている。。
アラン・パーカー監督は次回作で名作『バーディ』を撮るわけだが、どうも戦争を絡ませる作品が上手いらしい。。
戦争そのものを描くわけでなく、それによって生まれた不幸せを描くのが上手いのだ。。
やっぱり全ての物事は未来に繋がるのだ。。
僕も未来を考えて今を行動したいと思う。。
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