きんゐかうし卿

デビルのきんゐかうし卿のネタバレレビュー・内容・結末

デビル(2010年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

 
 
 
 
自宅で鑑賞。面白かった。無理に延ばそうとせず、尺を短めに切ったのも好感が持てる。贔屓のM.N.シャラマンの原案・(共同)製作。冒頭「1」と云う表記が出るが、『ザ・ナイト・クロニクル』の第一弾で三部作の初作らしい。導入部のタイトルバック、摩天楼のCGは悪魔の視点か、D.フィンチャーの『パニック・ルーム('02)』辺りを想起。テーマの割にファンダメンタルになり過ぎないのも良かった。特典映像内「削除されたシーン」は先入観を与えない意味でカットして正解だと思われる。ただ引き際のよい潔い悪魔は微妙。75/100点。

・よく観ると、“獣の数字”に因んだと思われる「6」に纏わる表記や設定が散見出来る。また登場人物達は、エレベーターに乗り込む順で、召されて行く事にも気付いた。

・鑑賞日:2012年3月29日
★☆ 某サイトより転載 ☆★