こもり

ダーティハリー4のこもりのネタバレレビュー・内容・結末

ダーティハリー4(1983年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

・1作目で被害者の人権が蔑ろにされてるとハリーが憤っていたのは、強姦殺人で亡くなった罪のない14歳少女を慮っていただけで、法律で意味するところの被害者の人権に関心があるからではない。彼は被害者の人権や警察官としての体面を気にしないからこれまで"正当防衛の末の正当な殺人(仮)"で人をぽこぽこ殺してきたし、今作では証拠をでっち上げレイプ被害者の復讐を隠蔽する。ダーティーハリーは"一般市民が溜飲を下げるような正義"を体現する孤高のヒーローで、隠蔽行為が正当化されるのも感覚的には分かる〜〜けど〜〜この結末は違うのでは〜〜〜
・レイプ犯のパパポリスがレイプ事件をもみ消す→レイプ被害者であり被害者の姉でもある女が私刑(連続殺人)に走る→頭がちょっとおかしい刑事ハリーさんが連続殺人事件をもみ消す→レイプ事件も復讐事件も公にならず、レイプ犯絶対殺すウーマンはレイプ犯と同じように警察の手心によって無罪放免 って何〜〜〜 レイプ犯絶対殺すウーマンは私刑を果たすことによって得たものより失ったものの方が多い気がして〜〜腑に落ちないというか〜〜〜事件がなかったものにされたらレイプ事件、復讐殺人事件どちらの被害者の人権も、どちらの被害者の救済も何もないと、彼女が1番分かっているはずなのに〜〜〜事件もみ消しちゃいかん〜〜〜〜〜〜
・好きな順
証拠不十分だとかで悪人がのさばる世を憂いる1作目>>>>逮捕前に悪人を殺しちゃおうの会に勧誘されるもNOを突きつけ返り討ちにする2作目>>>>>>>>>レイプ被害者による復讐連続殺人事件を隠蔽する4作目>>>>>>>>>>>>>>>>>新しい相棒の下ネタに喜ぶ3作目
・いいとこ
味のある人物がいっぱい(空気に飲まれ男友達と一緒にレイプ→自責の念から自殺を試みるも死に切れず廃人状態になる警察署長のひとり息子、唯一の家族である息子のレイプ事件を揉み消すも自殺未遂されたり息子の友達から集られたりしてしょぼぼぼ〜んな警察署長、寝てる最中に女から襲われめちゃめちゃキレるレイプ犯、寝てる最中に男を襲いめちゃめちゃキレられるも拘留される男に弁護士呼ぶから余計なこと喋るなと助言はするレイプ犯一味の女..)、ベースべんべんラロシフリンが戻ってきた!、満を辞して無駄に格好良く登場するハリー(夜の遊園地で逆光キラーーン)
・うーんってとこ
結末、全体的になんかパッとしない、画面が暗すぎて何やってるのか分からないとこがちょこちょこある
映像綺麗 吹替版鑑賞 🍺ブランデー ホットドッグ 老人ホームの送迎バス🚌 珍しく最後まで死なない相棒ブルドック 犬とランニングするイーストウッド見れる 田舎町サンパウロ🌊 メリーゴーランド🎠🎠🎠
レイプ!裸!