なんでかわからんけど昔から最愛の映画のひとつ。クタッとしてる時に見れる。
ノラ・ジョーンズが、傷心旅行中に出会って色々学ばせてもらうレイチェル・ワイズとナタリー・ポートマンのゴージャスさといったら!輝いて見える。画面目一杯でひとりで泣いたり笑ったりを長回しのカメラの前で魅せ続けなくてはならない任務を見事全う。もはや歌舞伎。
そしてそれらゴージャスを画面的に向こうに回しても全然負けないジュード・ロウの男前なことといったら!
派手なのにしっとりとしてムーディにまとまってる。傷心旅行なのに傷心旅行ゆえに人生から目を逸らさない映画。
花様年華のテーマまで流れるほどにウォン・カーウェイ。