昼行灯

マイ・ブルーベリー・ナイツの昼行灯のレビュー・感想・評価

3.5
ウォン・カーウァイ初の英語作品で舞台もNYだが、世界観やキャラクター造形(だいたいみんなこじらせ系不思議ちゃん)は香港時代とほぼ同じ。言ってみればアメリカ版『恋する惑星』。

撮影はお馴染みのクリストファー・ドイルではないが、原色のネオン、窓越しの画、コマ送り等々、こちらもやっぱり『恋する惑星』風。

"雰囲気映画"のレッテルを貼られがちだが、雰囲気だけでここまで持ってこれるのはやっぱり凄いと思う。真似できそうで真似できない職人技。薄暗いバーとかで流したときの説得力は半端ないと思う。
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