ダイアナ・ロスのグループ「シュープリームス」をモデルとしたミュージカル作品。
音楽、歌での成功を夢見てエフィー、ローレル、ディーナはグループ「ドリームズ」を結成。
グループは人気が出てくるが、次第に人間関係がこじれていく…。
面白かった。ブラックソウル・ミュージカルだけあって、全員歌が上手い。主役ディーナ役のビヨンセ、ジミー役のエディ・マーフィまで存在感があるのはもちろん、準主役のエフィ役の ジェニファー・ハドソンの歌唱力の凄さと言ったら。
エフィが「ドリームズ」を外されて、メンバー、マネージャーたちと喧嘩になるシーンがミュージカルで行われるが、ほとんどジェニファー・ハドソンの独壇場みたいな感じ。映画中盤ながら、この映画の一番の名場面になっている。
アメリカ黒人たちの「栄光の時代」を切り取った映画だと思った。ジャクソン５まんまのグループが、チョイ見せで出てくるのには笑えた。
