トランスマスター

愛おしき隣人のトランスマスターのレビュー・感想・評価

愛おしき隣人(2007年製作の映画)
4.0
♯75 ロイ・アンダーソン監督
『リビング・トリロジー』ニ作目(2021年)

♯56 隣人への愛

二作目はブラスバンドをベースに楽曲がパワーアップしました。
出演者の男性陣は、さらにメタボ体型にウエイトアップ。生え際も後退しています。
三部作の中では名シーンや名セリフが多い作品です。

◆良い点/注目ポイント
好きなワンカット
・ブラスバンドのヘルメットを被った巨体女性の騎乗位。敷かれたガリガリの男性の体がとても心配です。
・バーにて
店主「ラストオーダー また明日がある。」
女性客「酔っ払う最後のチャンスだよ。」
というインフルエンサーの鶴の一声。
・親類の集まる食事会で経験もないのに、テーブルクロス引きをして、200年前の食器を全損。裁判官達はビールを飲みながらの公判で被告を【重大な過失】と認定し、電気椅子による死刑を言い渡す。人命の軽さ。
・中東出身の理容師を怒らせた会議前のビジネスマンの末路。
・パッケージ画像のロックバンド『ブラックデビルズ』のギター兼ヴォーカルのミッケを愛する前髪パッツン女子アンナの【ハネムーンの車窓から】
「アンナとミッケ幸せに」

◆改善点
・無し。

◆総括
・今作のオチは三部作を通しての伏線を回収しています。

U-NEXTで視聴できる
一作目
さらにアマプラでも視聴できる
三作目
と違い今作
二作目は、
DVDレンタルの取り扱い店を探すのが非常に困難なので、最寄りのTSUTAYAで取り寄せレンタルをオススメします。

🔳初回
・2019年9月4日
視聴方法 DVDレンタル
🔳2回目
・2024年3月22日
視聴方法 DVDレンタル

-2021年 75本目-
-2024年56本目-