たく

軍法会議のたくのレビュー・感想・評価

軍法会議(1955年製作の映画)
3.3
第一次大戦直後のアメリカでは飛行機がまだ戦力として認められてなかったのが驚き。
空軍としてすら成り立ってなくて、エリートの陸軍からバカにされてるのが「オネアミスの翼」の宇宙軍みたいな感じ。

己の信念をかけて裁判劇で孤軍奮闘するゲーリー・クーパーは役者人生の終盤でちょっとお疲れ感が漂う。
真珠湾攻撃の危機を予測するくだりが、やっぱりアメリカは戦勝国だから戦争を正当化できるんだなーって思った。

ロッド・スタイガーの粘着質な弁護士が秀逸。
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