・昭和48年というと特撮ヒーロー爛熟期だろうから、ジェットジャガー登場はそういう時代への目配せだろうし、登場人物も少なく寂しい雰囲気もあり「もうシリーズが終ってしまってもおかしくないな」という匂いも感じてしまう。
・でも以外と力の入ったカーチェイスや広いミニチュア・セット、過去作からの流用場面も使って、公開一ヶ月前に製作決定の無茶や低予算の縛りもあっただろうけど「とにかく意地でも盛り上げよう」というプロ意識みたいなものを感じて、困った話だけど悪印象はなかった。
・急な階段と坂を降りていくカーチェイス。こんな場面が出てきて、ちょっとびっくりした。
・悪人顔のジェットジャガー。すごく人が悪そうな顔してる。そんなに人気がなかったように思うけど、顔だけでなくわかりやすい「必殺技」が無かったのも大きいかも。
・ジェットジャガーにメガロの道案内させようとしたのか海底王国。ぴょんぴょん跳ねて移動するメガロかわいい。水先案内人のジェットジャガーがいなくなったら動きが混乱するメガロかわいい。
・ガンガンと手を鳴らす仕草が癖になってるメガロ+ガイガンのコンビ。かわいい。
・♪ゴジラとジャガーでパンチ!パァンチ!パァアアアアアアンチ!!!
なんかいい映画を観たかもしれん、と思わせてくれる映画を締める子門真人の歌声。