御朱印帳

プリティ・リーグの御朱印帳のレビュー・感想・評価

プリティ・リーグ(1992年製作の映画)
3.2
スポーツモノを軽く見たいと思って鑑賞。
女子野球でマドンナが出演するのでキワモノかと思いきや、素晴らしいヒューマンドラマ。
第二次世界大戦中メジャーリーガーが徴兵されて興行ができなくなつた際に女子プロ野球があつた時代の物語。

トムハンクスは怪我で引退して、女子野球チームの監督、初めは試合中も酔い潰れ、選手が見放して自ら作戦を考えてサインを出している始末であつたが徐々に選手の姿勢に打たれて、真剣に監督業に取り組むようになる。
戦争が終わり、女子野球廃止の危機が訪れるが、球場を満席にして危機を克服する。実際は1955年まで継続した模様。

スカートをはいて野球、字を読めない選手、子連れの選手がいたり、遊び歩いたり、女性特有の事情が諸々あつたり、男子同様にトレードがあり、最後は姉妹対決となり、本塁上で激突など、ぐつとくるものあり。
ジーナデイビスの凛とした感じが、物語を引き締めている。

音楽はハンスジマー、90年代のヒット映画は彼のものが多い感じがする。実際に素晴らしい。
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