御朱印帳

オペラ座の怪人の御朱印帳のレビュー・感想・評価

オペラ座の怪人(2004年製作の映画)
3.4
19世紀のパリ、オペラ座。その地下に住む謎の怪人は、新人歌手クリスティーヌに惹かれ、彼女に主演させるためベテラン女優を負傷させるが、クリスティーヌは幼馴染である青年貴族ラウルと恋に落ちる.....。

作品自体は見ていなくともメインテーマは何度も聞いている。改めて聞いても映画の場面と噛み合い印象的。また、何度もリメイクされた作品、富めるもの、貧しい者の対比、光と影の対比、やはりストーリーが面白い。面白いから映画化権の取得から上映までに多くの紆余曲折があつた模様。
そして、19世紀後半のフランスのパリのオペラ座という舞台が巨大なシャンデリアに象徴されるように豪華絢爛でそこに住む影の存在である狂的な怪人の存在を引き立てる。
原作や歴代のリメイク作品から多くの映画や音楽が影響を受けたのだとわかる。
劇中の音楽を聴いているだけでもすごく贅沢な気分。

特に、冒頭のオークション場面でシャンデリアが上昇、きらびやかに蘇るシーン、最後の怪人の生存が示唆されるシーンが印象的。

でも、怪人はたった一人でどうやつて教育を受け、知性を培い、あんな地下空間を作ったのだろうか、という疑問を持つことはヤボなのかな。
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