そば茶

東京物語のそば茶のレビュー・感想・評価

東京物語(1953年製作の映画)
4.0
おじいさんおばあさんの背中から優しさが滲み出ている。

熱海の海岸に腰かける二人の背中と輝く海が、モノクロの画面でも、とてもきれいだった。

個人的には子どもたちの両親への複雑な感情も理解できる。

彼らにずっと気を使い続ける両親たちのいたたまれなさと、義理の娘の飾らない優しさにどこか切なくなる。

「ありがと」の方言の訛りにあたたかさを感じでたまらない。
そば茶

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