ロッキーシリーズの中で唯一見た事が無かった作品です。何でしょう、敵役・ミスターTの強烈すぎる外見イメージで見る気が削がれていたのかもしれませんが、実際見てみると週刊少年ジャンプ三原則（友情・努力・勝利）のお約束のノリ全開で楽しかったです😆
世界チャンピオンとなって何度もタイトル防衛したロッキーは富と名声を得てすっかり慢心してハングリー精神を失ってしまい、引退を口にするようになっていた。チャリティー試合ではあのハルク・ホーガン（全盛期でかなり仕上がっています）と「グラップラー刃牙」の地下闘技場のような異種格闘技戦を繰り広げたりもしますが、ここはなかなか見応えがありました😄
慢心しきったロッキーに噛みついて挑戦権を得たミスターTにたった2ラウンドで屠られた直後に長年支え続けてくれた老コーチ・ミッキーを看取りもう終わりかと思われた矢先に現れたのが、かつて死闘を二度繰り広げたアポロ・クリード。かつてのライバルが腑抜け切ったロッキーにハッパを掛けて、一緒にトレーニングを始めるという熱い展開。もう負ける要素などありません😇
体重を絞り、音楽に併せたフットワークで翻弄しながらパンチを撃ち込みますが、この試合でのミスターTの凄まじい顔芸とそこに差し込まれる応援するエイドリアンの顔がもう分かっていても面白すぎました。１時間40分でサクッと見られるボリュームも良かったですね。
