ハリ

ボーン・アイデンティティーのハリのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

記憶を無くした謎の男は漂流しているところを助けられる。自分の正体と何者かに狙われる理由を探す。

謎の男ジェイソン・ボーンはCIA に所属する暗殺者であり、要人の暗殺専門のトレッドストーン計画に参加していた。暗殺に失敗し、死亡したと思われたが生きていたと判明し上層部は存在が外部に漏れるのを防ぐ為に消そうとする。

かつての上官に命を狙われるが、体が覚えているスパイ技術と知識で巧みに逃げていく。ラストでは全て記憶を取り戻すが、暗殺者からは足を洗うことを望み脱走。上官はCIAのトップから全ての責任を押し付けられ暗殺され、トレッドストーン計画は中止となる。
ジェイソン・ボーンは共に行動していたマリーと再開し堅気の生活に戻る。

自分の記憶も無いのに、何者かに命を狙われる。敵か味方かわからないハラハラ展開は最後まで楽しめた。暗殺者としてのスキルを遺憾なく発揮し、随所で見所満載であった。

少しずつ記憶を取り戻すのではなくCIAに乗り込み上官から全て説明されて記憶を取り戻すのは少し拍子抜け。任務に失敗した原因が子供が居たからというのも動機付けになっていない感じ。少し前のシーンで不自然すぎる子供を気にかけるシーンを伏線にしたつもりなのだろうか?無理矢理感は否めない。

特段つまらないシーンは無いが、大盛り上がりのシーンもなく淡々と進んでいった。ヒロインのマリーがボーンにこれ程までに肩入れする理由も謎。無理矢理ヒロインを作らなくても良かったのでは?とも感じられた。
個人的評価:良作
ハリ

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